乳がん団体検診の現状
日本の乳がん検診率は低く、特にマンモグラフィの検診率は2%と先進国のなかでも最も低い検診率となっています。2004年4月厚生労働省は「40歳以上の女性にマンモグラフィ検査を行うべきである」という方針を打ち出しましたが、実際には全国各自治体で格差は確実に開きつつあるのが現状です。
この乳がん検診車の需要が高まりつつあり、マンモグラフィ導入を見合わせている自治体や多くの女性が働く企業からの問合せも多くなっています。
マンモバス乳がん検診受託について
現在、マンモバスが4台稼働しており、全国で年間40,000名を越える乳がん検診を実施しています。
- 検診内容について
- マンモグラフィ(乳房X線検査)乳房超音波検査 乳頭分泌検査
- 検診者数について
- 30名以上の団体様
- 検診日程について
- 検診日程は別途相談要
- 検診費用について
- 団体検診のため、価格はリーズナブルに別途設定しております。
マンモバス乳がん検診受診者数
大きいサイズで見るマンモバス年間稼働予定表
※日本全国を移動しながらの検診の為、同地域の他団体検診と検診日程を調整する必要がございます。
4月〜9月
- 4月
- 鹿児島、宮崎
- 5月
- 岡山、東京、福島、宮城、宮崎
- 6月
- 青森、秋田、岩手、群馬、栃木、福島、北海道、宮城、宮崎
- 7月
- 神奈川、東京、宮崎
- 8月
- 茨城、群馬、埼玉、千葉、長野、山形、宮崎
- 9月
- 大阪、鹿児島、埼玉、東京、長崎、福岡、宮崎
10月〜3月
- 10月
- 大阪、大分、熊本、佐賀、東京、福岡、宮崎
- 11月
- 愛知、石川、大阪、岡山、香川、静岡、東京、栃木、長野、新潟、兵庫、三重、宮崎
- 12月
- 山口、福岡、徳島、東京、千葉、島根、高知、神奈川、香川、愛媛、宮崎
- 1月
- 沖縄、鹿児島、神奈川、岐阜、東京、鳥取、兵庫、広島、福岡、三重、山梨、和歌山
- 2月
- 愛知、茨城、大阪、岡山、神奈川、埼玉、滋賀、千葉、東京、兵庫、広島、宮崎
- 3月
- 愛知、石川、岡山、京都、滋賀、静岡、富山、奈良、新潟、福井
乳がん検診「マンモバス」の
よくあるご質問
Q
検診車(移動できること)の利点は何ですか?
A
自治体の住民検診にしても、企業の社員対象検診にしても、仕事等に影響なく受診できる事が最大のメリットと思います。受診者の方の自宅や勤務地の近くまで検診車を走らせ、検診のできる環境を持っていけるのは検診車の強みですから。
Q
他の乳がん検診車と「マンモバス」はどこが違うのですか?
A
マンモグラフィのみを搭載した検診車も日本に数台存在すると思います。そのマンモグラフィだけを搭載した検診車では、腫瘤(しこり)を細かく検査できるのは、難しいのです。やはり腫瘤(しこり)を細かく検査できるのは超音波装置です。石灰化をマンモグラフィで、腫瘤を超音波で検査する事がやはり理想です。
また、検診実施年齢が30代からのところがほとんどで、この年代の方達の乳房は乳腺が発達しているため、マンモグラフィでは真っ白に撮影され、診断も困難なケースがあります。超早期に癌を発見していくためには、超音波を併用する弊社の方式(マンモグラフィ+超音波併用)の方が優位と言えます。 また、診断ノウハウの面でもマンモバスは充実しています。
一般に、乳がん検診は⑴高性能のマンモグラフィ+超音波検診、⑵優れたマンモグラフィ撮影技術、⑶優れた読影・診断ノウハウが揃っているのが理想的です。 ⑴は予算の問題でクリアできても、⑵・⑶の問題はそう簡単には解決できません。
弊社は乳腺専門医療機関の先駆けとして13年間蓄積したデータや教育プログラムをもち、常に撮影スキル、読影・診断スキル向上に余念がありません。また、世界に先駆けコンピュータ支援診断装置を導入し検診の精度を高めているのも特徴ではないでしょうか。
Q
母が3年前に乳がんにかかり、私も乳がんにかかるのではないかととても心配です。
A
親、兄弟、子供に2人以上、1人でも閉経前に乳がんにかかられたり、他に卵巣癌の方がいたりという場合は、画像診断(マンモグラフィと超音波)を使った乳がん検診を年に1回は定期的に受けた方がよろしいでしょう。家族癌歴ない方よりも、統計上乳がんにかかる確率が高くなります。乳がん検診といっても、視触診ではなくきちんとマンモグラフィや超音波等の画像で行うものをお勧めします。あなたの年齢では、超音波検査がすぐれていますが、この際、今後も続けることを前提として、元となるマンモグラフィの記録を残しておくことも意義があります。いずれにしろ、乳腺専門医療機関での受診をお勧めします。
Q
最近の傾向としてどんなことがいえますか?
A
厚生労働省が推奨している「マンモグラフィ+視触診」乳がん検診ですが、弊社の方式である「マンモグラフィ+超音波+乳頭分泌検査」乳がん検診のデータを元に話していくと、視触診検診からの移行期であるためか、理想的なブレストピア式乳がん検診に目を向けてくる、自治体、企業が増えつつあります。 とくに企業体であれば、健康保健組合が承認すれば早い段階で実施に踏み切られる事が多いですね。特徴としては、生命保険や下着メーカーなど「女性の職場を守る」といった意識が高い企業が多いですね。他にも女性の多い企業様からも問い合せをいただいております。